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Vol.875 数々の苦難を乗り越えた「小戸神社」

投稿者: | 2010年08月02日(月) 23:57:20

宮崎市鶴島に建っている小戸神社。

昔は、大淀川の河口付近に建っていたそうです。しかし、地震による津波で海に沈んでしまい、違う場所に移転されました。けれど、さらに小戸神社は戦乱に巻き込まれ宝物や旧記などを失い、昭和9年に現在の場所へやってきました。

小戸神社は祭神として伊弉諾大神を祀っています。伊弉諾大神は初めて結婚をした神様として知られており、そのことから縁結びや物事を良い方向に進めるご利益があるとされています。元々海の近くにあったため、航海の安全を守る神様としても信仰されています。境内にある一対の石灯籠は、宮崎で最も古い豪商の日高屋から奉納されてものなのだそうです。

他にも、初めて禊を行った神様であるため、お祓いの神様としても信仰されていて、厄祓いや七五三に訪れる方も多いそうです。

小戸神社が地震や戦乱に巻き込まれながらも今のように存在し続けてこれたのはこのような厚い信仰があったからこそなのです。

私も先日行ってみましたが、綺麗ににされていてとても空気が澄んでいて気持ちよかったです。数々の苦難を生き抜いてきた小戸神社。これからも、大事にされていってほしいですね。

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