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Vol.132 宮崎市民なら知っておきたい「橘橋」の歴史

投稿者: | 2004年04月29日(木) 11:48:12

宮崎市の中央部を流れる、雄大な大淀川。そこに架かる橘橋は、観光宮崎のシンボルとして、県民に長く親しまれています。
この橘橋の架橋に初めて取り組んだのが、福島邦成という人物。宮崎市はその昔、渡し舟で大淀川を渡って流通を行っていましたが、大雨などで運行中止になる と両岸は完全に遮断されてしまいました。そこで明治13年4月、福島氏は私財をなげうって長さ450mの木橋を完成させ、これを「橘橋」と命名したのです (この頃の橘橋は通行料を徴収する賃取橋でした)。しかしその年の9月には橋は流失してしまったのだとか。その後も幾度か架け直しと流失を繰り返してお り、現在のものは昭和54年に完成した6代目橘橋となっています。
今は別段の感情を抱くこともなく渡っている橘橋ですが、昔はこの川を渡るだけでも一苦労だったわけですねぇ。今も昔も、橘橋は宮崎市における陸上交通の要所として機能しています。

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