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Vol.1042 世界最古の木管楽器!「ディジュリドゥ」

投稿者: | 2012年12月17日(月) 20:53:01

今週末は12月中旬とは思えないくらい、暖かい気温になりましたね。これから春が来るまでこのくらいの気温であってほしいと願うzakiです。
さて、2ヶ月ほど前にさかのぼりますが、10月19日に宮崎神宮で公演された「浅野温子よみ語り」を社員全員で鑑賞しに行ってきたんです。そのときにオープニングの演出で浅野温子さんが舞い、それに合わせて楽器の演奏があったのですが、その中で聴き慣れない、何ともいえない奥深い不思議な音色を奏でる楽器に出会いました。

見終えた後に皆でその話題になり、その楽器はオーストラリア先住民族のアボリジニが伝統的に使用してきた「ディジュリドゥ」という楽器だということが分かりました。この楽器は、シロアリが中心部分の固く黒茶した部分を食いつくし空洞化したユーカリに、人の手で調整や装飾を加えて作られていて、唇を振動させて音を出すという仕組みになっているようです。
この楽器については、名前だけは聞いたことがあって、以前からちょっと興味があったんです。そのことを私が話すと「ウチにありますよ!」と、何と社員の中に所持している人がいることが判明!!!(=ECD氏より。いや何という偶然!そして何でこんな珍しいものを…笑)

それから2ヶ月…先週わざわざ楽器を持ってきていただき、一時お借りすることに♪見た感じもいかにも民族楽器といった感じの装飾が施されていてステキ♪
私自身、小学生の頃から吹奏楽部で金管楽器を担当していて、大人になっても趣味で演奏をしていました。唇を振動させて音を出すという点で原理が同じなので、もしかしたら吹けるかも…?なーんて思っておりました。
早速自宅に帰るなり吹いてみたんですが、同じ方法でやってみても何かちょっと違う…あの公演で聴いたような音は出ない!(←当たり前。笑)調べればコツが分かるかもしれないと、調べてみました。
するとそこで衝撃の事実!何とこの楽器の演奏スタイル、基本的に鼻から息を吸うときにも常に口から息を出すことによって、音を途切らせずに続ける、循環呼吸(サーキュラーブリージング)という方法で演奏するものらしいのです!ですので、息継ぎはナシです。(驚!)
…いやいや、人間にこんな呼吸法が可能なのか?!!と、インターネットで演奏している動画を見てみると、本当に音が途切れることなく演奏しているではありませんか!!!構造が単純なだけに、奏者に求められる技術はちょっと練習して演奏できるものではないくらい高度なものなのですね。
参考に動画を視聴したつもりが、太古に思いを馳せながら癒される私なのでした…♪

本格的な演奏とまではいかなくとも、ちゃんとした音が出せるまでにはなりたいものです!

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